人間の暮らしの歴史とともに、人から人へと口づたえに伝えられてきたお話が「民話」です。柳田国男先生は、これを「昔話」「伝説」「世間話」と分けています。日本には大別すると約150話位の民話がありますが、福島県にはそのほとんどの民話が残っています。もともと福島県は「潮目の文化圏」といわれるように、昆虫でも魚でも、北と南の品種が混在しているのが特色です。民話の分布を見てもまさに「潮目」で、日本中の民話の典型がくまなくそろっています。福島県は、まさに、豊かな民話のふるさとです。