●桃太郎 昔ばなし
おなじみ桃から生まれた桃太郎。犬とキジと猿を引き連れて鬼が島で鬼退治。宝物を手に入れ爺様と婆様と幸せに暮らしました。<県南・会津>
●瓜姫 昔ばなし
爺様と婆様が川で見つけた瓜の中には瓜姫が。大切に育てられ大きくなった瓜姫は、留守番中あまのじゃくに食べられてしまいました。<会津>
●一寸法師 昔ばなし
おなじみ一寸法師。子どものいない爺様と婆様に一寸丈の男の子が授かり、勇敢な一寸法師はみごと鬼退治。姫と夫婦になりました。<会津>
●雪ン子姫の話 昔ばなし
子どものいない爺様と婆様が作った雪だるまが雪姫になり大切に育てられましたが、春の暖かさに溶けて消えてしまいました。<会津>
●屋根から小判が降った話 昔ばなし
正直者の爺様と婆様が貯めた小金を隣の欲深婆様が盗みましたが中はマムシ。怒って天井から落とすとなんと小判になりました。<県北・会津>
●笠地蔵 昔ばなし
年取りのために笠を売ろうとした爺様と婆様ですが、雪をかぶる地藏様に笠を差し上げました。その晩地藏様は宝物を届けに来ました。<県中・会津・南会津>
●団子ころがし 昔ばなし
神様に供えた団子が鼠穴にころがって追いかけた爺様は姫から宝物の土産をもらいます。隣の欲深爺様は穴から出られませんでした。<会津・南会津・いわき>
●団子どん 昔ばなし
婆様の作ったうまい団子のお礼に地藏様は鶏の羽を授けました。その羽のおかげで婆様は鬼から宝物を手に入れました。<県北・県中・会津・南会津>
●花咲か爺さん 昔ばなし
「ここほれ、わんわん」「枯れ木に花を咲かせましょう」でおなじみの花咲かじいさんのお話です。<県中・県南・会津>
●猿ぶんぐり 昔ばなし
昼寝をしていた正直爺様は猿に地藏坊とかつがれて金上げされましたが、欲深爺様は声を発して生き地蔵と川に投げ込まれてしまいました。<南会津>
●癪取り爺さん 昔ばなし
良い爺様は上手な芸で鬼に右頬の癪をとってもらい、悪い爺様は芸が下手で右頬にも癪を付けられ両頬になってしまいました。<会津>
●片足カッコウ鳥 昔ばなし
カッコウの足が右が白くて左が黒いわけは、片方の脚袢だけはいた爺様が孫(かっこう)を探しに行きそのままカッコウ鳥になったからだそうです。<いわき>
●糠福とべんざら 昔ばなし
継母にいじめられる糠福。泣く娘に亡母が打出の小槌を授け幸福になりますが、継母が糠福を殺してしまうお話。<県北・県中・南会津>
●まま子と鳥 昔ばなし
継母に殺されてしまう3人の娘たち。そうとは知らず家にもどった父親は、3匹の小鳥のに教えられ継母を追い出すというお話。<会津>
●兄と弟 昔ばなし
利口な弟に家督を継がせようと考えた父親でしたが、知恵を身につけていたのは兄のほうだったというの話。<県北>
●三人兄弟 昔ばなし
仕事探しに出かけた三人兄弟の太郎は、仕事が見つけられず木偶の坊を手に入れ泥棒の職を手に入れたお話。<県北・会津>
●七里靴と三人兄弟 昔ばなし
貧乏で困った父母が長男以外の三人兄弟を山に捨てます。鬼に拾われた兄弟でしたが、二郎の気転で鬼の千里靴をうばい逃げ帰りました。<いわき>
●嫁と姑の話 昔ばなし
仲の悪い嫁と姑。嫁は医者に毒薬を頼みます。医者は薬を飲ませるとき親切にすれば死ぬと教え、いつしか二人に優しさが生まれ仲良くなったというお話。<県北>
●ホトトギスと兄弟 昔ばなし
兄のために作った山芋の煮物。弟はしっぽばかり食べていたのに兄に疑われ腹を切ります。罰当りの兄はホトトギスになりました。<県北・会津・南会津・いわき>
●姥皮 昔ばなし
婆様の皮を着て山をおり女中になった娘に、奉公先の息子が恋をし、姥皮であることがばれて晴れて結ばれるというお話。<県北・会津>
●姥すて山 昔ばなし
親孝行の息子は60歳になった婆様を山に置いてゆけず土蔵にかくまいました。年寄りの知恵は村の宝というのお話。<県北・会津>
●かっぱれいの朔日の由来 昔ばなし
妻のお産の日、阿弥陀堂で生まれてくる子供が五つの年12月1日に水難に会うと小耳にはさみます。息子五歳のとき男は無事難を逃れました。<県中・いわき>
●つぶ息子 昔ばなし
子どものいない夫婦が育てた川原のつぶ(たにし)息子は知恵者で、最後に立派な青年に変身し長者になりました。<県中>
●鶴の恩返し 昔ばなし
狩人に射られそうになった鶴を助けた爺様に、若い娘になった鶴が機織りして恩返しをするお話。<県北・県中>
●菖蒲湯の由来 昔ばなし
蛇の子をやどしてしまった娘。心配した親は五月の節句に蛇の嫌いな菖蒲湯に入らせ魔物を落としました。<県内>
●猿むこ 昔ばなし
猿の嫁になった百姓の娘が、知恵を働かせて猿をおとしめ、里に帰って幸せにくらすというお話。<県内>
●狐の恩返し 昔ばなし
難産の家内を助けてほしいと頼まれお産の医者は無事子どもを取り上げます。じつは狐のお産でした。動物の恩返しの話は県内各地にたくさん残っています。
●舌切り雀 昔ばなし
欲深婆様に舌を切られた雀を爺様は探し出し宝の入った小さいつづらの土産をもらいます。真似をした婆様はろくな物をもらいませんでした。<会津・南会津>
●猫と和尚さま 昔ばなし
貧しい古寺に住む坊様と猫一匹。食べるものがなくなり坊様は猫を外にはなします。猫は坊様へ知恵を授け坊様は宝物を手に入れました。<県内>
●金の鳥 昔ばなし
美しい声で鳴く鳥を呑み込んでしまった男は自分のおならが鳥の声に変わってしまいました。殿様にも披露し褒美をもらったというお話。<県北・会津・南会津>
●ずいどうの話 昔ばなし
「ずいどう、ずいどう」という声に毎晩起こされていた和尚様。その声の主はムジナでした。和尚様とくと言い聞かせ逃がしてやったというお話。<会津>
●狐の金平六の話 昔ばなし
手岡の金平六という狐の親分。仙台の竹駒様の狐と大名行列の化けくらべをしますが、本物の行列に出くわし負けたというお話。<相双>
●春山の狸沼 昔ばなし
春山に住む古狸。若者に化けて婆様をだまし焼き芋を毎日もらっていましたが、あまりのだらしなさに婆様、焼き石でこらしめたというお話。<県中・相双>
●法印と狐 昔ばなし
いたずら好きの法印さまが、昼寝をしていた狐の耳元でほら貝を吹いて驚かしてしまい、狐の仕返しをうけるというお話。<県北・南会津>
●赤猫とカボチャ 昔ばなし
盗みのぬれ衣をきせられたまま殺されて埋められた赤猫の仕返しのお話。<県中>
●猫の浄瑠璃 昔ばなし
愛猫に歌をせがみ口外しないという約束をして聞かせてもらった妻でしたが、亭主に話してしまい猫に殺されるというお話。<南会津>
●お天とう様とむぐろ 昔ばなし
お天とう様に嘘をついたモグラは、日の当る所へ出れなくなったというお話。<県中>
●こうの鳥の卵と蛇 昔ばなし
娘の病は婿になった大蛇のせいでした。こうの鳥の巣から卵を取ろうとした婿はこうの鳥に目を刺され死に、娘は良くなりました。<県中>
●十二支の伊勢参り 昔ばなし
十二支の順番は、動物たちのお伊勢参りの到着順です。<会津>
●狐とカオス 昔ばなし
カオスを嘘でごまかした狐は、魚釣り名人カオスから逆に嘘をつかれ凍え死にしてしまいました。<県中・会津・南会津>
●猿と蛙 昔ばなし
悪知恵働く猿と蛙が餅を盗み独り占めしようとした猿ですが、ばちがあたり逆に蛙に熱い餅をぶつけられ尻が赤くなりました。<県北・県中・会津・南会津>
●猿蟹合戦 昔ばなし
おなじみ、にぎり飯と柿の種を交換するところから始まる猿蟹合戦。いじわる猿を小蟹がやっつけます。<県中・会津・南会津>
●かちかち山 昔ばなし
狸に婆様を殺され泣きはらす爺様に、兎が狸に柴木をしょわせ火をつけ、やけどに唐辛子をぬりやっつけるかちかち山のお話。<県北・県中・会津・南会津>
●河童火ぃやろう 昔ばなし
爺様に火をくれとせがむ河童。いざとなると逃げてしまう河童ですが、なんともかわいい河童の話。<南会津>
●安珍清姫 昔ばなし
蛇の子清姫は山伏安珍の嫁になる約束をしましたが恐くなり逃げ出した安珍に蛇の姿で追いかけ、釣鐘の中に隠れた安珍をとろかして殺してしまいました。<県中>
●おりが峠 昔ばなし
食べるなと言われた蛇みそを食べてしまった娘が大蛇になり、村の魔物になる前に村人に99本の釘で殺されてしまうかわいそうなお話。<いわき>
●寝坊太郎 昔ばなし
毎日寝てばかりの道楽婿、寝坊太郎は、体を使わずに頭でお金を稼ぎ、大金持ちになりました。<県中>
●長者の聟 昔ばなし
歌詠みの良し悪しで娘の婿を決めようとした長者様。下郎のごもくが婿になりました。同様に嫁様の話もあります。<県北・県中>
●天女と猟師 昔ばなし
天女をだまして女房にした猟師でしたが、羽衣がみつかり天に帰られてしまうというお話。<会津・南会津>
●嫁この似顔絵 昔ばなし
美しい百姓の嫁が殿様に見初められ城に連れて行かれますが、亭主が城にのりこみ嫁を助け、幸せに暮らすというお話。<県北>
●雪女 昔ばなし
吹雪の中で出会った娘を嫁にした男でしたが、娘の稼ぎをいいことに男は酒びたりになり娘は姿を消してしまいました。<南会津>
●ものぐさ太郎 昔ばなし
神様から打出の小槌を授かったものぐさ太郎ですが、欲張りしたために宝をもらえずそれからは真面目に働いたというお話。<南会津>
●銭がめにうばられた話 昔ばなし
「うばっちぇ、うばっちぇ」と声のするものを背中にしょって帰ると、それは銭がたくさん出てくる銭がめでした。<県中>
●大黒様と米 昔ばなし
百姓男が畑で大黒様を見つけ鼻をつついて米粒を手に入れますが、欲張りすぎて米が土に変わり家ごと埋まってしまったというお話。<県中>
●根っことりの話 昔ばなし
根っことりに出かけた男が渋川団扇で、千里、二千里、三千里飛び、手に入れた鬼の針で長者の聟様になるという夢のようなお話。<県中>
●嫁と火種 昔ばなし
うっかり囲炉裏の火種を消してしまった嫁は、死人の箱を預かる約束で火種をもらいます。その箱の中には大判小判が……。<県中>
●龍神様の門松 昔ばなし
貧乏男が正月にはと家族のためにでっかい門松を見つけますが、あまりの大きさに龍神様に差し上げたところ、お礼に宝物をいただきました。<県北・会津>
●不思議な花 昔ばなし
山賊にさらわれた妻を亭主が探しにきますが、そこには人の数だけ花をつける不思議な花があり見つかりそうになりますが妻が気転をきかせ逃げ帰るというお話。<会津>
●親孝行娘 昔ばなし
稼ぎ先で母の顔の絵を鬼の顔にいたずらされて実家に帰る孝行娘。途中博打につかまりその鬼の面で脅かしてお金をたくさん手に入れました。<県中>
●天狗の羽うちわ 昔ばなし
天狗は博打のぶっとおれの千里眼と羽うちわを交換しますが、まんまとぶっとおれにだまされてしまいます。<南会津>
●雷と桑の木 昔ばなし
雷様鳴ったときは家の戸口に桑の木を一本でも切っておけば怪我がないといわれる所以のお話。<県中>
●子育て幽霊 昔ばなし
夜ごと飴を買いに来る色白い女子はじつは幽霊で、その女子の墓の中で赤ん坊が飴をなめていたという話。<県南・県中>
●人身御供と白犬 昔ばなし
若い娘の人身御供を不審に思った博打が化け物の正体を探り、白犬を伊勢の国から連れて帰り化け物を退治するというお話。<南会津>
●人油絞られた話 昔ばなし
ものぐさな若者が燃し木を取りに行きますが居眠りをしてしまい、村人の家に招き入れられます。あやうく人油をとられそうになるというお話。<会津>
●三枚のお札 昔ばなし
山に入った小僧は山姥の家に泊まってしまいます。山姥に追われながらも三枚のお札で寺に帰り和尚様が山姥を退治したというお話。<県北・県中・会津・南会津>
●さば四郎 昔ばなし
サバ売りの四郎、鬼婆に出くわしサバを全部食べられてしまいます。仇討ちに鬼婆の家にのりこみ、熱湯をかけ退治しました。<県北・南会津>
●食わず女房 昔ばなし
飯を食わない働き者の娘を嫁にした若者。じつは娘は大蛇でした。男は蛇の嫌いな菖蒲とよもぎで退治します。<会津・いわき>
●むるの話 昔ばなし
雨の漏る(むる)という言葉を化け物と勘違いした泥棒が、爺様と婆様の話に恐がって逃げてしまったというお話。<県中・会津・南会津>

※参考文献/福島の昔話と伝説(福島県教育委員会)・ふくしまの世間話(野沢謙治著)
※<>の地域は、その民話が語られている地域、または類似するお話が語られている地域です。
※表現している言葉に不適切な用語もございますが、民話のよさを尊重するためですので、ご了承ください。