5、伊達郡梁川町
奥州のくるか橋【白根境松にある石】

奥州一の大橋として知られた奥州のくるか橋は白根の境松というところにあります。建久元年、文覚上人が諸国修行のため通りかかりました。何かわけがあって西行法師に憎まれた上人が小さな石橋に腰掛けて、西行が追ってくるかと思い、後を振り返って「来るか、来るか」とつぶやいたそうです。そのためこの橋をくるか橋と名付けたといいます。
●参考文献
近藤喜一『信達民譚集』〈炉辺叢書〉(郷土研究社、1928)・『磐城岩代の伝説』(1976)
※建久元年は1190年
●アクセス
阿武隈急行 梁川駅から車で20分