14、安達郡本宮町
蛇の鼻山【蛇の鼻山】

この山は延喜年間まで宇名古呂山といって式内社があったそうです。源義家が前九年の役で安倍貞任を追ってこの山まで来ました。沼や池があり人馬が通れそうもない所に見えましたが、貞任はここを渡りました。そこで義家は山の上から貞任に向け一矢を放ったといいます。山中には義家の駒止石があります。昔は矢の花と言ったそうですが、後に二本松藩に書上げる時に矢の花を蛇の鼻と改めたのだともいいます。
●参考文献
『安達郡誌』(安達郡役所、1911)
※延喜年間とは901〜923年
※式内社というのは平安地代に成立した『延喜式』の神名帳に記載されている神社をいう。
※「書上げ」とは役所に提出した文書のことをいう。
●アクセス
JR本宮駅から車で10分