18、郡山市
虎丸長者

昔、郡山の里に虎丸長者という富豪がいました。あちこちに別邸を持ち、壮大な伽藍を建て、楼閣には金銀を散りばめて壮観を極めました。馬頭観音を信仰し、牛通うしみちは都に通じていたそうです。皿沼では皿を洗わせ、力持という所には米倉を作り、並ぶ者のない豪勢さを誇っていましたが、奥州征伐に来ていた源義家に食糧を調達するのを拒んだため、義家は長者の館を焼き払ってしまい、長者は金銀財宝をどこかに埋めて逃げたのだそうです。
●参考文献
『郡山市史』5民俗(郡山市、1969)・『磐城岩代の伝説』(1976)
●アクセス
JR郡山駅から車で5分