19、須賀川市
御所ヶ淵【阿武隈川の江持付近】

阿武隈川のほとりの江持に御所ヶ淵があります。天正17年、伊達政宗が須賀川城を攻め落とし二階堂家は没落しました。そのとき伊達方は遠藤雅楽の妻を捕え、己の妻にしようとしました。遠藤の妻は聞き入れず、秘蔵の鏡箱を寺に送り、自分は淵に身を投げたそうです。鏡箱の底には遠藤の妻の辞世の歌を書いた短冊が納められていました。これ以降、身を投げた淵を御所ヶ淵と呼ぶようになったそうです。
●参考文献
『福島県石川郡誌』(石川郡役所、1923)
※天正17年は1583年。
●アクセス
JR須賀川駅から車で10分