20、岩瀬郡長沼町
長沼【長沼のけんか柳あたりが長沼跡】

昔、この地には長沼と呼ぶ沼がありました。村に一人の猟師がいて沼で一羽のオシドリを獲り、次の日撃ったオシドリは前日射殺したオシドリの首を抱いていました。夫婦を思う心に猟師は驚き、発心して一覚と名を改めオシドリの冥福を祈りました。夢にオシドリが現れて礼を述べましたが、オシドリの願い通り女神山に鴛鴦院安養寺という寺を建てたそうです。寺も廃され沼も埋まり小さくなって、わずかにけんか柳あたりに残っています。
●参考文献
『長沼町史』5民俗編(長沼町、1995)
●アクセス
JR須賀川駅から車で20分