28、石川郡古殿町
館山のボナリ石

ボナルというのは大声でなくことだそうです。この石は竹貫三河守の館内にありました。家来が、たて内は狭いのでこの石を取り除いてはと申し上げると、三河守は「石といえども粗末にするな」と答えました。数年後、敵の軍勢が竹貫城を攻め上げてきたとき、味方から予期しないトキの声があがり、竹貫勢はその声に勢いをそがれた敵方を攻めて勝利を得ました。声の主はこの石でした。三河守は御礼に牛三頭を埋めボナリ石と名付けました。
●参考文献
『古殿町史』下(古殿町、1970)
●アクセス
JR磐城石川駅から車で30分