40、西白河郡泉崎村
背知房淵せちぼう

阿武隈川に背知房淵があります。昔、カッパ(水虎)が繋いだ馬を水に引き込もうとして、逆に引きずられ農民に捕まりましたが、宝の玉を与え放免してもらいました。その人は子を授かりました。利発でしたが立つことができない子でした。あるとき玉を納めたひつをその子が望むので背負わせると起き上がって走りだし淵に入ってしまいました。淵の中から「ようやく取り戻せた」と笑う声がしたそうです。その子は世知に長けていたといいます。
●参考文献
『磐城岩代の伝説』(1976)
●アクセス
JR泉崎駅から車で25分