48、会津若松市
天寧寺てんねいじの湯【東山温泉、天寧寺】

天寧寺は以前、禅寺の大伽藍で、諸国から大勢の坊さんが集まっていました。あるとき則江湖という客僧が退屈にまかせ、四、五人連れ立って東山奥に入り、日暮れ近くまで楽しんで帰ろうとしたとき、僧たちが出湯をみつけたのです。驚き喜んで目印を立てて帰り、翌日天寧寺から人を出し、目印の場所を掘って一壷の湯を開いて小屋を建て天寧寺の湯と名付けました。諸病がたちまち治ると評判の湯でした。今の東山温泉の起こりです。
●参考文献
会津民俗研究会編『会津の伝説』(1973)
●アクセス
JR会津若松駅から車で15分