49、喜多方市
東沢金山のおこり【東沢の金山跡】

入田付 いりたづき 新田の木の根坂の東方に東沢という山があり、金を採掘した廃坑があります。昔、晩秋の頃、炭焼きの家に旅のろくぶが一夜の宿を乞いました。いろりを囲んで話をしているうちに、いろりに落ちた石を火箸ではさみながら、薪を取ってきた山に行ってみなさい、金が出るに違いないといいます。いろりの石は木の根に付いたものでした。早速東沢の山に行って探すと、鉱石がごろごろしており、山を掘ったところ金が続々出てきました。
●参考文献
会津民俗研究会編『会津の伝説』(1973)
※ろくぶとは各地の寺社を回国して修行する巡礼行者のこと。
●アクセス
JR喜多方駅から車で25分