52、耶麻郡北塩原村
大塩の塩井【大塩の塩井跡】

昔、弘仁のころ諸国巡歴の途中、大塩村にやってきた弘法大師が一夜の宿を乞うと、出てきた老婆は貧しいながら、精一杯旅の僧を手厚くもてなしました。この村では塩が乏しくて困っていることを知った大師は里人を救ってやろうと、十七日間護摩を焚いて祈ったところ、岩の間から塩水が湧き出しました。この塩井は大橋の東西にありました。また老婆の屋敷跡には弘法大師が作った像と大師の像、護摩石があったそうです。
●参考文献
会津民俗研究会編『会津の伝説』(1973)・『磐城岩代の伝説』(1976)
※弘仁のころとは810年〜824年
●アクセス
JR喜多方駅から車で40分