56、耶麻郡高郷町
ケヤキの伊勢参り【地神様とケヤキ】

西海枝のはずれに地神様が鎮守様としてまつられています。ある年の春、鎮守様の森にあるケヤキだけが芽を出さず、とうとう一年がたちました。翌年の春、伊勢神宮から御礼の手紙が届きましたが誰も心当たりはありません。手紙の内容を読んだものがはっと気づいて鎮守の森に行くと、枯れたようなケヤキはいっぱい葉をつけ、根元にはワラジが脱いであり木のまたには神宮の大麻(御札)がありました。ケヤキが伊勢参りしていたのでした。
●参考文献
会津民俗研究会編『会津の伝説』(1973)・『磐城岩代の伝説』(1976)
●アクセス
JR荻野駅から車で10分