57、耶麻郡磐梯町
恵日寺えにちじ縁起【本寺の恵日寺跡】

本寺の磐梯山恵日寺は会津四郡を領する大寺でした。大同元年磐梯山が爆発し一夜にして一大湖水になり、朝廷は空海を遣わし鎮めようとしました。八田野村稲荷ヶ原で十日間秘法を修し魔の大蛇を封じこめましたが、永く災害を防ぐために寺を建立したいと思い三鈷杵さんこしょを投げ、ここに恵日寺を建てました。現れた山の神は磐梯明神としてまつりました。
●参考文献
会津民俗研究会編『会津の伝説』(1973)・『磐城岩代の伝説』(1976)
※大同元年は806年。
※三鈷杵とは手に持つ仏具のこと。両端が3つに分かれている。
●アクセス
JR磐梯町駅から車で5分