57、耶麻郡磐梯町
厩岳うまやだけ山の馬頭観音
【厩岳と猫魔ヶ岳】

天平年中、僧行基が夢に導かれてこの地に来ました。駒のいななく声をたよりに山深く分け入ると、目の前を猿が七匹の駒を引いて走りました。一頭の駒の上に老人がいて行基に手を差し招きます。老人は、私はこの山に住む天馬の星である、これからは衆生を助け病馬の苦悩を治したい、北の峰には猫魔ねこまという悪魔がいて人にたたる、お前が開山しなさいという。行基は感じ入り、馬頭観音像を彫刻してここに安置し厩岳山と名付けました。
●参考文献
会津民俗研究会編『会津の伝説』(1973)
※天平年中とは729年〜749年。
●アクセス
JR磐梯町駅から車で5分