58、耶麻郡猪苗代町
関脇の 御姥様 おんばさま
【関脇の優婆夷堂、おんばさまと言う】

昔、岩館の城主は麓山神社に祈願しようやく妻が身ごもりました。しかしなかなか生まれず、七日七夜苦しみました。妻が 優婆夷うばいの神に祈るとどこからか老婆が現れ、産婦の腹をなでると安産できました。しかし老婆は霞のように消え失せました。妻は老婆の姿を描かせて寝室にまつりましたが、それを聞き伝えて御参りの人が増え、山の上に移しましたが山上では不便だということで、今の場所に堂を建て石像を刻みまつり直すようにしました。
●参考文献
会津民俗研究会編『会津の伝説』(1973)
●アクセス
JR猪苗代駅から車で10分