60、河沼郡湯川村
粟の宮の長者【勝常寺と勝常の集落】

勝常にアワノミヤカンノジョウというたいそうな長者がいました。土蔵には大きな大蛇が棲んでいたので、代々その妻が茶碗一杯の米を与えていましたが、後妻が一杯ではもったいないというので半分に減らして残した米を主人に見せました。主人はこの家は終わりだと言ったそうです。そのころ、気の弱い息子を試すために盗賊のふりをしたところ、誤って息子に殺されてしまいました。息子は父を供養するために村に寺を建てたそうです。
●参考文献
会津民俗研究会編『会津の伝説』(1973)
●アクセス
JR笈川駅から車で10分