61、河沼郡柳津町
柳津の虚空蔵こくぞう
【柳津虚空蔵、只見川の対岸から】

柳津の福満虚空蔵は空海が中国で得た愛樹を三つに切り海に投じ、流れついた所に建立した寺です。元木は安房国清澄、中木は常陸国村松、末木がこの地でした。流れる只見川には四十七個のすごい渦巻がありましたが、不思議にも下流から遡ってくる木があったそうです。漁師の十郎左衛門が拾い上げ、斧で割ろうとすると目もくらむ光を発します。その夜ある者に木を与えよとの夢の御告げがありましたが、ある者とは弘法大師のことでした。
●参考文献
会津民俗研究会編『会津の伝説』(1973)・『磐城岩代の伝説』(1976)
●アクセス
JR会津柳津駅から車で5分