67、大沼郡金山町
鬼の涙【横田の鮭立集落のお宮】

鮭立さけだちのお宮の話です。大昔この辺には鬼がすみ、お宮の森で悪さをするので恐れられていました。偉い神主に祈祷を頼んだところ、三日三晩たってもお宮から出てきません。村人が探すと縁の下に白蛇だけがいました。数日後の夜、社の森から牛の鳴き声のような声が一声聞こえ静かになったので、翌朝お宮に行くと小さな水溜りができていました。誰言うともなく鬼の涙だということになりました。春先、このお宮の脇には水溜りができます。
●参考文献
会津民俗研究会編『会津の伝説』(1973)
●アクセス
JR会津横田駅から車で20分