75、南会津郡只見町
塩沢の由来【塩沢集落、塩井戸の跡】

ある村にたどり着いた空海が一夜の宿を求めたところ老婆が見知らぬ僧を快く家に入れ、粟粥を作りもてなしました。しかし翌朝の汁は塩気がありません。塩が手に入らない村であることを知った空海は霊泉と塩の製法を教えましたが、霊泉で儲けることを戒めました。村人たちはこの教えを守り村は栄えましたが、教えも忘れられた頃、霊泉はついに涸れてしまいました。今は塩井戸の跡を残すのみです。会津には弘法大師伝説が数多くあります。
●参考文献
会津民俗研究会編『会津の伝説』(1973)・『磐城岩代の伝説』(1976)
●アクセス
JR会津塩沢駅から車で10分