76、いわき市
湯本温泉のおこり【湯本温泉】

景行天皇の頃、近江国の岩那と磯那が 佐波古さばこの里に来ました。一羽の丹頂鶴が林の中に降りたので行って見ると、湯の中で傷を癒していました。二人は鶴を介抱し放してやりました。しばらくして美しい女が来て、稲と粟の種と神書を二人に授けて立ち去りました。湯の由来と、当地を拓くようにとの内容でした。二人は土地を拓き稲、粟を作って人々のために尽くしました。これが湯本温泉の草創であり、鶴が来た湯は鶴の湯といわれています。
●参考文献
『いわき市史』7民俗(いわき市、1972)
※佐波古の里とは現在の湯本温泉あたりをいう。
●アクセス
JR湯本駅から車で3分