77、原町市
小鶴明神【鶴谷の小鶴明神】

太田の 鶴谷つるがいあたりは昔は沼地で、中ほどにある小鶴ヶ池のほとりに行徳という信仰心の篤い老人がいました。ある日つがいの鶴がやってきて卵を生みましたが、真門という男がこれを取り煮てしまいます。その夜二つの星が真門の家を巡るので、真門は畏れて煮た卵を行徳に差し出します。行徳は煮た卵を巣に返しますが、不思議なことにその卵がかえり巣には反魂木はんごんぼくという珍しい香木がありました。村人は祠を建て小鶴こづる明神と名付けました。
●参考文献
『原町市史』(原町市、1968)・『相馬市史』3民俗・人物(相馬市、1975)
●アクセス
JR磐梯太田駅から車で5分