77、原町市
水無川みずなしがわと鮭【水無川】

石神の川は水量も多く鮭がよくとれました。ある年、村人総出で鮭をとっていると、一人の旅僧が通りかかり一匹下さらんかと申し出ました。村人はみすぼらしい姿を見て「お前にはやれない」と断り、罵ったそうです。僧が詫びて立ち去ろうとすると村人はなおも乱暴するので、堪えかねた僧は鮭のとれないようにしてやる、といって去りました。その後川の水が止まり、鮭どころか水無し川になってしまいました。この僧は弘法大師でした。
●参考文献
『原町市史』(原町市、1968)・『相馬市史』3民俗・人物(相馬市、1975)
●アクセス
JR原町駅から車で5分