86、双葉郡葛尾村
五十人山の由来

都路村との境に五十人山があります。延暦16年田村麻呂が大滝根山の賊を征服し、50人の侍従を連れて北上しようと北方を望む場所を求めているとき、水を欲した人馬のために田村麻呂が金剛杖を振り上げて窪地に突き立てると清水が湧きました。頂上に登ると田村麻呂は大きな石に50人の侍従を休ませ戦略を練りました。それで五十人山と呼ぶようになったそうです。山の斜面の湿地帯は今もあり田村麻呂が杖を突き立てた湧水が水源です。
●参考文献
『葛尾村史』1(葛尾村、1991)
※延暦16年は979年。
※金剛杖とは修験者や登山者が用いる木の杖で、八角もしくは四角。
●アクセス
JR船引駅から車で50分