89、相馬郡小高町
大悲山だいひさの大蛇
【泉沢の大悲山、大悲山磨崖仏】

昔、琵琶法師の玉都たまいちが眼病の願をかけるためにこもりしていました。夜になると琵琶をひき慰めていましたが、一人の男が毎晩琵琶を聞きにくるようになりました。実はその士は大蛇で、七里四方を泥海にするつもりでいること、玉都だけは助けてやると告白します。法師は約束を破り村の人に知らせたので、蛇は法師を奪いましたが、村人は鉄の釘を大悲山の山中に打って大蛇を退治しました。耳谷みみがい角部内つのべうちなど大蛇にまつわる地名もあります。
●参考文献
『小高町史』(小高町)
●アクセス
JR小高駅から車で7分