90、相馬郡飯館村
虎捕山とらとりやま
【虎捕山、佐須の山津見神社】

佐須さすの虎捕山には狼を眷属けんぞくとする佐須の山の神様があります。昔、橘墨虎 たちばなのすみとらという豪族が霊山りょうぜんにいました。朝廷に歯向かい住民を脅かしていたので朝廷は兵を出しましたが、攻め落とせません。そのうちの菅原某は佐須にいて源頼義と共に山の神に祈願したところ、満願の日雪の上に狼の足跡が点々とついていました。それをたどって行くと難なく攻め落とすことができ、洞穴の墨虎を捕らえることができました。だから虎捕山と呼ぶそうです。
●参考文献
『飯館村史』3民俗(飯館村、1976)
※眷属とは神様のお使いのこと。
※霊山は虎捕山の北に位置する山で、伊達郡霊山町に入っている。
●アクセス
JR原町駅から車で50分